本日、開幕しました。
主催者として、藤井律子周南市長があいさつ。
夢二作品のコレクターであり、今回の展覧会の
監修者でもある、中右瑛(なかう・えい)先生。
現在でも人気の、夢二の女性像のモデルは彼自
身の恋人たちで、作品には恋のフェロモンがあ
るので、時代が変わっても見る人を惹きつける
魅力があると話されました。
テープカットの後、展示室へ。
作品について解説される中右瑛先生。
夢二の初恋の人、たまきが営んだ、夢二
デザインのグッズを売るお店「港屋絵草
紙店」の看板や提灯を復刻した展示物も、
夢二の世界へと誘ってくれます。
夢二の波乱万丈の、恋多き人生も交えなが
ら作品を紹介していただきました。コレク
ターならではのお話に、みなさん熱心に耳
を傾けていらっしゃいました。
2階展示室では、「幻の作品」といわれる
夢二の欧米旅行でのスケッチなどもご覧い
ただけます。
会期中、8月3日(土)、8月12日(月・振休)
いずれも14:00〜
学芸員によるギャラリートークを行います。
こちらもぜひご参加ください。