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【おしらせ】まど・みちおさんを偲んでイベントを開催します。

 

2月28日(木)は、

周南市出身の詩人まど・みちおさんの命日にあたります。

周南市美術博物館では、まど・みちおさんを偲び

下記のイベントを開催しますコスモス

 


 

●まどさんについてのおはなし会

 ―まどさんとさかたさんのことばあそび―

 

 まどさんとおつきあいの深かった、詩人で作家の阪田寛夫さんの長女、

 内藤啓子さんにに、まど・みちおさんについておはなしいただきます。

 

※定員に達しましたので締め切りました。ありがとうございました。

 

 聴講無料

 

  日  時:2月28日(木) 14:00〜(1時間程度)

  場  所:周南市美術博物館 ハイビジョンギャラリー

  定  員:50名(先着順・定員になり次第締め切らせていただきます)

  申込方法:お電話にてお申し込みください

       (TEL 0834-22-8880)

 

  講  師:内藤啓子(ないとう・けいこ)さん(阪田寛夫さん長女)

     

   1952年大阪市生まれ。1975年東京女子大学文理学部

   日本文学科卒業後、一年間アメリカに留学。英語塾講師

   のかたわら父寛夫さんの秘書役もつとめる。2003年、

   妹で本宝塚歌劇トップスター大浦みずきの個人事務所

   の取締役に。著書に『赤毛のなっちゅん―宝塚を愛し、

   舞台に生きた妹・大浦みずきに』(中央公論新社)、

   『枕詞はサッちゃん 照れ屋な詩人、父・阪田寛夫の

   人生』(新潮社)があります。

 

   

   

●「まど・みちおさん ありがとう」

  缶バッジのプレゼント

 

 

 

 2月28日の講演会で聴講された方に缶バッジをプレゼントします。

 

 


 

林にだけ見せた顔がある

 

 写真家・林忠彦は多くの著名人を撮影しています。

 彼らが林にだけ見せた「顔」。

  

 

  

太宰治            織田作之助

 銀座にあるバー「ルパン」で撮影された、林の代表作。

 

 

  

川端康成               岡本太郎 

 二人の目力の強さには圧倒されます。

 

 

美空ひばり              北大路欣也

  昭和の大スターたちの飾らない姿も。

 

三島由紀夫

 背景に写し込まれている調度品まで気になります。

 

作家、画家、家元など生涯で400人以上もの著名人を

撮影している林忠彦。

その人の人柄や雰囲気までもが伝わってくる写真です。

ぜひ会場でご覧ください。 

 

  

 

 

あなたも太宰! バー「ルパン」カウンターで撮影してみよう

 

 展示室を入ると、「太宰治」の写真を真ん中に、

「織田作之助」、「坂口安吾」が並んでいます。

 写真家・林忠彦の代表作です。

 

 この「太宰治」を撮影したのは、東京銀座に

 あるバー「ルパン」です。

 昭和3年にオープンしたこの店には、太宰治

 をはじめ、多くの文豪や文化人たちが常連と

 して通っていました。

 林忠彦もこの「ルパン」を仕事の連絡場所に

 していました。

 昭和21年12月4日、林忠彦は、この店で偶然、

 太宰と出会い、写真を撮っています

 

 そのときの状況は、当館の有田館長が「かる

 ちゃあ通信 花畠」12月号に書いていますの

 で、ぜひお読みください。

  ※美術博物館ホームページからも

   見ることができます。

 

 太宰も座った「ルパン」のカウンター、

 美術博物館2階にある林忠彦記念室に再現し

 ています。

※「生誕100年林忠彦展」のチケットで観覧できます。

 

 このカウンターでの撮影はOKです。

 ぜひ太宰と同じ格好で写真を撮って

 みてくださいね。

 

  

 

カストリ雑誌

 

 

現在、開催中の「生誕100年 林忠彦展」。

 

先日、おもちゃコレクター、北原照久さんの事務所から

ご連絡をいただき、北原さんが2000冊以上所蔵されて

いる「カストリ雑誌」の中に、林忠彦が撮影した写真が

掲載されているものがあるとのことで、画像をお送り

ただきました。

 

北原さんといえば、今年の夏、当館で企画展「北原照久

コレクション ノスタルジックなおもちゃ箱」を開催。

おもちゃや広告関係のコレクションを展示させていただ

いたご縁があります。

その時ご紹介したもの以外にも幅広いコレクションを

お持ちで、「カストリ雑誌」もそのひとつです。

 

「カストリ雑誌」とは、戦後、昭和21年頃から数年間にわたり発行された

大衆的娯楽読物の俗称。「カストリ」の名前は、当時かすとり焼酎など

アルコール分の高い密造酒がでまわっていて、これを3合も飲むと酔いつぶ

れてしまうことから、これらの雑誌も3号で休刊・廃刊になることが多かっ

たことにかけて言われるようになったという説があります。

 

 

  

「ピンアップ」 1947年7・8月号

最初のページには、「撮影 林忠彦」と林の名前が見えます。

  

             展覧会で展示中の『カストリ時代』の中の作品

                  

ご提供いただいた画像については、展示室でも紹介させていただいています。

ぜひご覧ください。

 

また、今回の展覧会にあわせて出版された

写真集「林忠彦 昭和を駆け抜ける」(税込2700円)も好評販売中です。

代表作「太宰治」をはじめ、『カストリ時代』の作品も

多く収録されており、この1冊で林忠彦の全貌がわかり

ます。

こちらもぜひ手に取ってご覧ください。

 

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