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常設展「郷土ゆかりの現代作家コレクション展」

2011年1月21日(金)〜3月27日(日)
月曜休館(3月21日(月・祝)は開館、翌22日(火)は休館)

宮崎進『いたましきもの(A)』2002年

・コレクション展示室では、現在「郷土ゆかりの現代作家コレクション展」として、収蔵品の中から17点展示しています。
周南市内在住の河村純一郎、石丸康生、藤井孝美、矢儀浩嗣や、市出身の江村正光など絵画でも具象画から抽象画まで、また当館名誉館長の宮崎進の木や石膏、布などで作られた『いたましきもの(A)』やブロンズの『手』のような立体、郭徳俊の『フォードと郭(B)』は、作家の顔とタイムズ紙の表紙になっているフォード大統領の顔を重ね合わせたリトグラフで、鏡を使った二人の顔の合成は、ユーモアの中にも社会批判や人の実存への問いかけを感じさせるようなコンセプチュアルアートまで、幅広い分野の作品を展示しています。
この機会に是非ご覧ください。


郭徳俊『フォードと郭(B)』1974年


 

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山口人物伝』


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 県内の小中学生が、山口県ゆかりの偉人の足跡を学んだ成果をまとめたものの第4弾。
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広辞苑を編集した新村出や詩人の中原中也のほか、
岐山小学校6年生のみなさんが当館の有田館長を講師に
学習した、詩人まど・みちおさんも掲載されています。

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数に限りがありますので、お早めにお求めください。※完売しました。
 

凜−徳山毛利家 閉幕しました

 周南市美術博物館 開館15周年記念
開府360年 凜−徳山毛利家
殿様たちのものがたり−受け継がれる大名文化

盛況のうちに1月16日に閉幕しました。

涅槃図をはじめ、毛利家伝来の品々をみなさん興味深く観覧されていました。
たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。


↑涅槃図は、大人だけでなく、子どもの方も興味津々で観覧されていました。

   
↑古文書や武具、絵巻物、豪華な婚礼道具などが展示されました。

  
↑身近にある徳山毛利家ゆかりの場所に驚かれる方や
毛利球場の思い出や、古写真に「懐かしい」という声も


↑実際は40mある、長〜い絵巻物「御先手御本陣行軍図式」
楽しいセリフをご応募いただきました!


セリフ紹介「今日の晩ご飯何じゃろ?ワシの服の着がえ誰が持っちょん?」
(19歳・女性)

  

会期中に3回行われた「学芸員によるギャラリートーク」
1月8日には約80人の方に聞いていただきました。

  
↑ 森重祥子学芸員の説明を熱心に聞く皆さん。

いかがでしたでしょうか?
今回の展覧会を機に
ふるさとの歴史と文化を感じ取っていただけたら幸いです。

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その他にも、会期中には様々なイベントを行いました。
詳しくは各イベントの記事をご覧下さい。
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「歴史座談会 毛利を語る」レポート

 1月9日(日)に、
 「開府360年 凜―徳山毛利家」関連イベント、

 歴史座談会 「毛利を語る」

 を開催しました。

  今回は、毛利家とゆかりのある県内の博物館の学芸員に集まっていただきました。
  
  メンバーは、毛利博物館の柴原直樹さん、萩博物館の道迫真吾さん、
  吉川史料館の原田史子さんと当館の松本久美子の4名です。

  最初に、自己紹介がてら各館の紹介をしました。

  その後、柴原さんと道迫さんは毛利本家の立場から、
  原田さんと松本は分家の立場から、
  さまざまな事例をお話ししました。

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(左)道迫さん (右)柴原さん

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                 (左)松本 (右)原田さん

  徳山藩は万役山事件で本家ともめましたが、その後、八重姫輿入れの際には本家に頼ったりしたというお話もありました。

  今回の座談会は、学芸員同士の自主的な勉強会として行ったものです。
  定員を上回る人数で行ったため(多数ご参加いただきありがとうございます!)狭い部屋で窮屈な状況だったにもかかわらず、みなさん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
  
  資料を間近に見ている県内若手学芸員ならではの座談会。
  初めての試みでしたが、参加した方々からは、「諸事情が分かって面白かった」「もっと質問したい」「今後も続けてほしい」などのご感想をいただきました。

新年あけましておめでとうございます

昨年は周南市美術博物館 開館15周年 という記念すべき年でした。
皆様には多大なご支援を賜り、ありがとうございました。

2011年、新たな飛躍に向けてよりいっそう頑張ります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。




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