藤沢秀行名誉棋聖書展
〜モニュメント「磊磊・海への旅立ち」序幕記念展
戦後日本を代表する棋士、藤沢秀行名誉棋聖は、昨年10月13日、その遺志により周南市大津島沖の周防灘に散骨されました。
10月17日(日)、モニュメント「磊磊・海への旅立ち」の除幕式が大津島で行われ、その記念書展が10月16日から24日まで周南市美術博物館で開催中です。
17日のオープニングでは、プロ棋士武宮正樹九段と、藤沢秀行棋聖の詠まれた詩をモニュメントに揮毫された、書家柳田泰山氏の席上揮毫が行われ、皆さん息を凝らして見入っていました。
展示会場にはモニュメントに刻まれた「磊磊(らいらい)」など、藤沢秀行名誉棋聖の生き様を表しているかのような迫力ある書や、1979年に周南市で対局された時の写真、縁の品々などが展示され、多くの囲碁ファンが会場を訪れています。
席上揮毫。碁盤に揮毫される武宮九段。隣は書家、柳田泰山氏
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「磊磊」をはじめ、藤沢棋聖の書や縁の品が並んだ展示会場