周南市美術博物館
周南市美術博物館 ブログ






  • 周南市美術博物館
    ホームページTOP

    周南市美術博物館

  • 周南市美術博物館twitter

    @Shunan_bihaku

  • 周南市美術博物館YouTube
<< 記念講演会「国際アンデルセン賞とまどさん」 | main | 【おしらせ】まど・みちおさんを偲んでイベントを開催します。 >>
記念講演会「まどさん、まどしてる」

 

先日の講演会に引き続き、

生誕110年 まど・みちお てん」の

記念講演会を開催しました。

今回は、『続・まど・みちお全詩集』の編集を担当された

編集者の市河紀子(いちかわ のりこ)さんに

「まどさん、まどしてる」と題してお話しいただきました。

 

 

市河さんは出版社勤務の後、フリーランス編集者として

児童書や詩集の編集に関わっておられ、『全詩集』のほ

かにも『ぞうのミミカキ』『うふふ詩集』ほか、

まどさんの晩年の詩集を多く手がけられています。

『まど・みちお全詩集』を手掛けた編集者、故伊藤

英治さんの仕事を引き継いで、『続 まど・みちお全詩集』

の編集を担当されました。

講演中はスライドで、市河さんとお元気な頃の

まどさんとの写真や評伝「まどさん」を執筆した

故阪田寛夫さん(童謡「サッちゃん」の作詞家と

しても知られていますね)との写真も見せていた

だきました。

参加者のみなさんはその当時のエピソードに聞き

入っていました。

 

 

まどさんからのお葉書も紹介してくださいました。

まどさんのお葉書は改行を綺麗に整えて、葉書の

きさにきちんとおさまるように文章がぴったり

終わっていたそうです。

お葉書には詩のような、宝物のような言葉が連なっ

て書かれていて、時にまどさんのユーモアも垣間見

え、市河さんへの親しみの伝わる素敵なものでした。

 

 

「まどさん、まどしてる」

このタイトル、「まどしてる」という詩人・阪田寛夫

さんの言葉にちなんでいるそうです。

市河さんによると、

まどさんの詩にもよく表現されている 自分が自分である

こと。命の重さはみんな同等であること。まどさんのユー

モア。

また、まどさんが詩を書くときに読者や編集者に向かって

ではなくもっと遠くの大いなるものに届けようとしてひた

すらに書かれていること。

それらが「まどしてる」ということではないかとまとめら

れました。

 

会場の皆さんと一緒に「まどしてる」まどさんに近づくこ

とのできた時間だった気がします。

 

 

生誕110年 まど・みちお てん
国際アンデルセン賞 子どもたちに愛された5つの星
」は

12月22日(日)まで開催中です!

 

 

会期・関連イベント等はこちらのブログでチェック!

http://s-bihaku.jugem.jp/?cid=47