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絹本着色陶弘護像
 収蔵品紹介(歴史)

絹本着色陶弘護像
国指定重要文化財
龍豊寺蔵・周南市美術博物館寄託

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 室町時代の武将、陶弘護(すえ・ひろもり)の肖像画。陶氏は代々、大内氏の家老職をつとめている。この肖像画は文明16年(1484)の作で雪舟筆といわれる。画像上部の賛は雪舟と深い関わりを持つ禅僧、以参周省(いさん・しゅうしょう)が記している。弘護の三回忌にあたり制作されたもので、周南市大道理の龍豊寺(りゅうほうじ)に伝えられている。国指定重要文化財。

 陶弘護は、康正元年(1455)に生まれる。父は陶弘房(すえ・ひろふさ)、母は仁保盛郷(にほ・もりさと)の娘。妻は益田兼堯(ますだ・かねたか)の娘。応仁元年(1467)父弘房が応仁の乱により京都で戦死したため、13歳で家督を継いだ。主君大内政弘(おおうち・まさひろ)が京都に在陣中、政弘の叔父大内教幸(おおうち・のりゆき)の叛乱を鎮圧し留守を守った。大内政弘の重臣として筑前守護代をつとめる。文明14年(1482)山口の大内氏館で石見国津和野城主、吉見信頼(よしみ・のぶより)と争い28歳で死亡した。

常設展示室「徳山の歴史」でレプリカを展示中