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記念講演会「まどさん、まどしてる」

 

先日の講演会に引き続き、

生誕110年 まど・みちお てん」の

記念講演会を開催しました。

今回は、『続・まど・みちお全詩集』の編集を担当された

編集者の市河紀子(いちかわ のりこ)さんに

「まどさん、まどしてる」と題してお話しいただきました。

 

 

市河さんは出版社勤務の後、フリーランス編集者として

児童書や詩集の編集に関わっておられ、『全詩集』のほ

かにも『ぞうのミミカキ』『うふふ詩集』ほか、

まどさんの晩年の詩集を多く手がけられています。

『まど・みちお全詩集』を手掛けた編集者、故伊藤

英治さんの仕事を引き継いで、『続 まど・みちお全詩集』

の編集を担当されました。

講演中はスライドで、市河さんとお元気な頃の

まどさんとの写真や評伝「まどさん」を執筆した

故阪田寛夫さん(童謡「サッちゃん」の作詞家と

しても知られていますね)との写真も見せていた

だきました。

参加者のみなさんはその当時のエピソードに聞き

入っていました。

 

 

まどさんからのお葉書も紹介してくださいました。

まどさんのお葉書は改行を綺麗に整えて、葉書の

きさにきちんとおさまるように文章がぴったり

終わっていたそうです。

お葉書には詩のような、宝物のような言葉が連なっ

て書かれていて、時にまどさんのユーモアも垣間見

え、市河さんへの親しみの伝わる素敵なものでした。

 

 

「まどさん、まどしてる」

このタイトル、「まどしてる」という詩人・阪田寛夫

さんの言葉にちなんでいるそうです。

市河さんによると、

まどさんの詩にもよく表現されている 自分が自分である

こと。命の重さはみんな同等であること。まどさんのユー

モア。

また、まどさんが詩を書くときに読者や編集者に向かって

ではなくもっと遠くの大いなるものに届けようとしてひた

すらに書かれていること。

それらが「まどしてる」ということではないかとまとめら

れました。

 

会場の皆さんと一緒に「まどしてる」まどさんに近づくこ

とのできた時間だった気がします。

 

 

生誕110年 まど・みちお てん
国際アンデルセン賞 子どもたちに愛された5つの星
」は

12月22日(日)まで開催中です!

 

 

会期・関連イベント等はこちらのブログでチェック!

http://s-bihaku.jugem.jp/?cid=47

記念講演会「国際アンデルセン賞とまどさん」

 

今日は、「生誕110年 まど・みちおてん
国際アンデルセン賞 子どもたちに愛された5つの星」

記念講演会「国際アンデルセン賞とまどさん」と題して

JBBY(一般社団法人日本国際児童図書評議会)元会長の

板東悠美子さんを講師にお招きしました。

板東さんは、1994年のまどさんの国際アンデルセン賞受賞の

際には、JBBYの事務局長として、推薦資料の作成などにも携

わられ、受賞後もまどさんの詩や絵画の全国巡回展を開くなど

まどさんの業績の周知にも尽力されました。

 

JBBYとは、IBBY(国際児童図書評議会)の日本のセクターです。

※平たく言うと日本支部、ですね。

 

子どもの本は子どもたちの「心の栄養」という、

IBBY設立者イェラ・レップマンの言葉が印象的でした。

 

そのIBBYの設立の歴史と国際アンデルセン賞の意義をお話しいただき、

まどさんが受賞したアンデルセン賞の重みと

日本、世界の子どもたちに愛される5人の作家たちの

仕事の偉大さを再度実感できる内容でした。


 

 

まどさんは、小学生からよくファンレターを受け取っていたそうで

きちんと目を通していたそうですが

お返事ができていないのを心苦しいと思っていたそうで

JBBYの会報誌に「小学生のみなさんへ」という手紙を掲載していました。

その手紙の中では、まどさんが子どもたちへ伝えたいメッセージが

ぎゅっと詰まっていて、

板東さんが手紙を読み上げている間

会場全体に優しい空気が流れていました。

 

 

「国際アンデルセン賞」にスポットをあてた今回の展覧会

「生誕110年 まど・みちお てん」 は、12月22日(日)まで

開催中です。

 まどさんのほか、赤羽末吉さん、安野光雅さん、上橋菜穂子さん、

角野栄子さんの作品や資料も展示しています。

 ぜひ会場で、子どもたちに愛される作品にふれてみて下さい。

 

☆★生誕110年 まど・みちお てん 開幕★☆

 

 

開幕しました!★

 

主催者として、佐田邦夫 周南市副市長があいさつ。

 

テープカットをして展示室へ。

 

展示室では松本学芸員によるギャラリートーク。

 

周南市出身のまど・みちおの展覧会は今回が3回目。

生誕110年の今回はまどさんが1994年に受賞した

“国際アンデルセン賞”に焦点をあてています。

 

この賞は、1953年にIBBY(国際児童図書評議会)が創設した、

世界で初めての子どもの本の国際的な賞です。

 

1階の展示では、まどさんのアンデルセン賞作家賞

受賞までの道のりを時代を追って紹介しています。

また、同賞を受賞する過程で

JBBY(日本国際児童図書評議会)が作成した推薦資料の数々も展示。

 

その中でも英訳詩集「THE ANIMALS」は大きな役割を果たしています。

この本は、「ぞうさん」をはじめとするまど・みちおの詩20篇を、

当時の皇后・美智子さま(現・上皇)が英訳。

そして同じくアンデルセン賞画家賞を1984年に受賞していた

安野光雅さんの絵が添えられています。

 

 

そんな裏話に、みなさん熱心に聞き入っていました!

 

2階には同じく国際アンデルセン賞を受賞した4人の日本人作家、

画家賞:赤羽末吉さん、安野光雅さん

作家賞:上橋菜穂子さん、角野栄子さん の作品や関連資料を展示しています。

 

世界に通用する、愛される作品を作り続けてきた、また作り続ける作家たちの

精力的な取材活動の様子をうかがい知ることができる資料や、

受賞した際のスピーチの映像や写真、原稿も展示しています。

 

この機会に「子どもたちに愛された5つの星」たちの

創作に対する溢れるエネルギーにふれてみませんか?

 

 

会期・関連イベント等はこちらのブログでチェック!

http://s-bihaku.jugem.jp/?cid=47

 

★まどさん誕生日 コスモスの鉢植えプレゼント★

 

11月16日は、周南市出身の詩人 まど・みちおさんの誕生日です。

今年はちょうど、生誕110年にあたります。

 

周南市美術博物館では、

11月16日(土)に「生誕110年 まど・みちお てん」を見に来られた方

先着50名様限定でコスモスの鉢植えをプレゼントします。

 

なぜ、コスモスの花? と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

理由は、まど・みちおさんがふるさとに贈ってくださった唯一の詩

「コスモスのうた」にちなんでいますコスモス

 

 

この機会にぜひお越し下さい。

 


 

【観 覧 料】

 一般:1,000円(800円)  大学生:800円(600円)

 ( )内は前売および20名以上の団体

 18歳以下無料

 

 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、

  戦傷病者手帳等をご持参の方とその介護の方は無料

 ※本展をご鑑賞の際は、常設展も無料でご覧いただけます

【前売券情報】★生誕110年 まど・みちお てん★

 

 

 

【プレイガイド】

 当館のほか、以下の場所で前売券をお求めいただけます。

 前売券〉 一 般:800円  大学生:600円

 (当日券は 一 般:1,000円     大学生:800円)

 

 18歳以下無料

 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、

 戦傷病者手帳等をお持ちの方とその介護の方は、

 受付で証明できるものを提示していただければ無料です。

 

 ※周南市美術博物館、周南市文化会館での取扱いは、

  11月14日(金)までです。

 

 

◇予告◇ 生誕110年 まど・みちお てん

 

 

〈会期〉11月15日(金)〜12月22日(日)

    9:30〜17:00(入館は16:30まで)

    休館日:月曜日

 

 周南市出身の詩人まど・みちお(1909‒2014)。

まど・みちおは、1994年、84歳で「小さなノーベル賞」とも

いわれる、世界的な児童文学の賞である、国際アンデルセン賞

作家賞を日本人として初めて受賞しました。

 長年にわたり、子どもたちのために作品を生み出しつづけた

その功績が、世界に認められました。

人間だけでなくすべての存在に等しくそそがれるあたたかな

眼差し、まど・みちおの独自の世界観が受け入れられたのです。

 

 生誕110年を記念する本展では、国際アンデルセン賞を受賞

するまでの、まど・みちおの詩人としての足跡を自筆の創作

ノートなどの資料でたどります。

また同じく国際アンデルセン賞を受賞した4人の日本人作家

(画家賞:赤羽末吉、安野光雅 作家賞:上橋菜穂子、角野栄子)

の作品もあわせて紹介します。

 

 


 

アンデルセン賞のなかまたち 

 

〈画家賞〉

 1980年受賞

  赤羽末吉(1910-1990)

 

『スーホの白い馬』(大塚勇三再話 福音館書店) 1967 年

ちひろ美術館蔵 *ピエゾグラフにて展示

 

 

 1984年受賞

 安野光雅(1926-)

 

『あいうえおの本』(福音館書店) 1976 年

津和野町立安野光雅美術館蔵 ©空想工房

 

 

〈作家賞〉

 2014年受賞

 上橋菜穂子(1962-)

写真:小池博

 

 

『精霊の守り人』    『精霊の守り人』(英語版)

  著者/ 上橋菜穂子     翻訳者/Cathy Hirano

  画家/ 二木真希子     画家/Yuko Shimizu

  出版社/ 偕成社      出版社/Scholastic 社(アメリカ)

 

 

 2018年受賞

 角野栄子(1935-)

 

『魔女の宅急便』自筆原稿

 


 

 

【観 覧 料】

 一般:1,000円(800円)  大学生:800円(600円)

 ( )内は前売および20名以上の団体

 18歳以下無料

 

 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、

  戦傷病者手帳等をご持参の方とその介護の方は無料

 ※本展をご鑑賞の際は、常設展も無料でご覧いただけます

 

 

関連行事


 

☆記念講演会 ※事前申し込み

  峭餾櫂▲鵐妊襯札鷯泙箸泙匹気鵝

  日時:11月24日(日)13:30 〜 14:30

  講師:板東悠美子氏(元JBBY会長)

 ◆屬泙匹気鵝△泙匹靴討襦

  日時:12月7日(土)13:30 〜 14:30

  講師:市河紀子氏(編集者)

 

 ´△箸

  会場:周南市美術博物館ハイビジョンギャラリー

  定員: 50名(先着順。定員になり次第締め切らせて

     いただきますので、ご了承ください。)

  聴講料:無料 ※ただし本展覧会の観覧券が必要です。

  申込方法:電話で美術博物館までお申し込みください。

  (☎ 0834−22−8880)

 

☆学芸員によるギャラリートーク ※予約不要

  日時:11月30日(土)、12月21日(土)14:00 〜

  ※観覧券をお求めの上、展示室にお集まりください。

 


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